アーサー・ヘイズ:今はビットコインを買わない
アーサー・ヘイズは、今はビットコインを買う時ではなく、FRBが再び資金供給を拡大するのを待つべきだと語った。
暗号資産取引所BitMEXの共同創業者であり、ビットコインの著名な支持者として知られるアーサー・ヘイズは、現時点ではこの暗号資産に1ドルたりとも投資しないと語った。彼によれば、米国の金融政策に変化が訪れるのを待つ方が賢明だという。
ポッドキャスト「Coin Stories」でのインタビューで、ヘイズは当面は市場を観察する姿勢を取ると説明した。彼によると、本格的な買いのタイミングは、米連邦準備制度(FRB)が金融政策を緩和し、再びマネー供給を拡大し始めた時に訪れるという。
またヘイズは、中東で続く紛争が米国の中央銀行にさらなる圧力を与える可能性があると指摘している。米国とイランの緊張状態が長引けば長引くほど、経済や軍事支出を支えるためにFRBが資金供給を拡大する可能性が高まるという見方だ。
ヘイズによれば、「戦争はビットコインに有利だ」とよく言われるが、実際にはビットコインにとって本当に追い風となるのは戦争そのものではなく、むしろ通貨供給の拡大だという。
さらに彼は、ビットコインがすでに価格の底を打ったかどうかについても確信を持っていない。記事執筆時点でビットコインの価格は69,480ドルで、10月に記録した過去最高値126,000ドルから約45%下落している。ヘイズは、地政学的な緊張がさらに価格を押し下げる可能性があると警告している。
もし紛争がさらに激化すれば、株式市場や暗号資産市場で大きな売りが発生する可能性があると彼は考えている。そのような状況では、ビットコインの価格が6万ドルを下回り、市場で大量のポジション清算が発生する可能性もある。
短期的には慎重な姿勢を示しているものの、ヘイズは長期的には依然として楽観的だ。彼は、2026年末までにビットコインの価格が25万ドルに達する可能性があると予測している。また将来的には、ビットコインの価格が10万ドルを下回る期間はますます少なくなっていくとも述べている。