AIインフラ契約を受け、Hut 8株が上昇
98億ドル規模のAIデータセンター契約を受け、Hut 8をはじめとするAIインフラ関連株が上昇した
Hut 8の株価は月曜日、一時約10%上昇した。米テキサス州にあるデータセンター拠点「Beacon Point」の第2区画について、賃貸契約を締結したことが投資家から好感された。契約期間は15年間で、総額は98億ドルに上る。
借り手は、すでに同施設の第1区画を契約している信用力の高い企業と同じだ。今回の契約には、人工知能(AI)関連の処理に使用される352MWの追加コンピューティング能力が含まれる。インフラは、Nvidiaのデータセンター・アーキテクチャを基盤として構築される予定だ。
これにより、同顧客が契約する総容量は704MWに達する。Hut 8は、1GWに上る同キャンパスの電力容量をすべて確保したことになる。Beacon Pointに関する契約の基本価値は、当初の賃貸期間だけで総額196億ドルに拡大した。
近年、ビットコインのマイニング企業が、自社インフラをAI業界の需要に対応できるよう転用する動きが広がっている。暗号資産価格の低迷により、マイニングの採算性が圧迫されているためだ。一方、大規模な電力供給と高性能な冷却設備を備えたデータセンターは、急速に発展するAI分野を支えるインフラとして活用できる。