リップル、FRBの「スキニー口座」計画を支持
ブロックチェーンと伝統的金融の架け橋を目指す
リップル(Ripple)は、米国連邦準備制度理事会(FRB)と直接接続できる銀行免許を取得しようとする、初の暗号資産企業の一つになろうとしている。
この動きは、同社が中間業者を介さずに「源流」で事業を行えるようになり、XRPレジャー(XRPL)の開発と普及を大きく加速させる可能性がある。
現在、FRBが提供しているのは「マスター口座」と呼ばれる唯一の口座タイプで、銀行や金融機関が中央銀行マネーでの決済に利用している。しかし、FRBは新たに「スキニー口座」と呼ばれる口座の導入を検討している。
この口座はマスター口座の簡易版であり、緊急融資ラインへのアクセスや残高への利息付与といった一部の機能を持たない仕様になる見込みだ。
ロイター通信のインタビューで、リップルの最高法務責任者(CLO)スチュアート・アルダロティ氏は、たとえ「スキニー口座」であっても同社にとって魅力的な選択肢になると語った。また、この新しい仕組みは、伝統的な銀行と暗号資産関連企業との間に、より強い信頼関係を築くきっかけにもなり得ると述べている。
リップルが最終的にフル口座を取得するのか、それともスキニー口座を選ぶのかはまだ不明だが、同社が掲げる「インターネット・オブ・バリュー(Internet of Value)」という長期ビジョンの実現に向けて前進していることは確かだ。
FRBとの直接接続を実現すれば、リップルは伝統的金融とブロックチェーン技術(XRPL)を結ぶ重要な架け橋となるだろう。