Cardano創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、自身の役割を巡る議論について改めて見解を示した。この話題が再び注目を集めている背景には、Cardanoがオンチェーン・ガバナンスへの移行を進めており、ADA保有者が今後の意思決定により大きな影響力を持つようになることがある。 ホスキンソン氏は、コミュニティとの協力体制は中央集権化を意味するものではないと強調した。同氏によれば、ネットワークの将来は企業のようなトップダウン型の運営ではなく、明確なルールとコミュニティの合意に基づいて決定されるべきだという。 また、同氏はCardanoの立ち上げ当初からプロジェクトに携わってきたことにも言及した。現在でも多くのコミュニティメンバーが助言や方向性を求めている一方で、それはネットワークを支配していることを意味するわけではないと説明している。 現在Cardanoでは、コミュニティがプロジェクトの重要な意思決定に積極的に参加できるオンチェーン・ガバナンスの仕組みを整備している。ガバナンスには、開発者、ステークプール運営者、デリゲート代表、そしてADA保有者など、幅広い関係者が参加する予定だ。 こうした新たなガバナンス体制における創設者の役割は、コミュニティ内でも議論の対象となっている。ホスキンソン氏は、成功の鍵となるのは透明性の高いルールとガバナンスプロセスへの信頼だと述べている。新たな仕組みが導入されることで、コミュニティと開発チームがどのように協力していくのかが、今後より明確になっていくだろう。