ブラックロック、SpaceXに大型投資

SpaceXの大型IPO後、ブラックロックは約8億8,200万ドル相当の株式を取得した。

ブラックロック、SpaceXに大型投資

SpaceXは株式市場への上場後、好調なスタートを切った。その中でも特に注目を集めた機関投資家が、世界最大級の資産運用会社であるブラックロックだ。同社は複数のETFを通じて、総額約8億8,200万ドル相当のSpaceX株を購入した。

最大の投資を行ったのは「iShares AI Innovation and Tech Active ETF」で、4億5,100万ドル超のSpaceX株を取得した。続いて「iShares U.S. Equity Factor Rotation Active ETF」が約2億5,800万ドル相当の株式を買い付けた。

さらに、「iShares Defense Industrials Active ETF」は約6,780万ドル、「iShares U.S. Thematic Rotation Active ETF」は約4,710万ドルをSpaceX株に投資している。

ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、SpaceX株がETF市場へ急速に組み入れられている点に注目した。同氏はXへの投稿で、金曜日の朝時点ではSpaceX株を保有するETFはわずか4本だったが、上場後にはその数が40本まで増加したと指摘している。

バルチュナス氏によれば、この動きはETF市場の大きな変化を象徴している。近年はアクティブ運用型ETFの存在感が高まっており、新規上場銘柄に対して迅速に投資判断を下せるようになった。同氏は今回のケースを、Meta PlatformsやAlibabaの上場時と比較し、当時はETFへの組み入れがはるかに緩やかだったと説明している。

投資家の強い関心は、SpaceXが実施した過去最大級の新規株式公開(IPO)を受けて高まった。同社は1株135ドルで5億5,650万株のSPCX株を売り出し、約750億ドルを調達。取引開始前の企業価値は約1兆7,700億ドルと評価されていた。

上場初日、SPCX株は172ドルで取引を開始し、160.95ドルで取引を終えた。終値は始値を下回ったものの、公開価格と比較すると約20%の上昇となった。さらに時間外取引では3%を超える上昇を記録した。

ブラックロックに加え、キャシー・ウッド氏率いるARK Investも積極的な買いを見せ、約5億3,000万ドルをSPCX株に投じた。

Share