ロシアで高まる暗号資産への関心
ロシアで急速に高まる暗号資産への関心と投資意欲の広がり
ロシアでは暗号資産(仮想通貨)への関心が高まっていますが、実際に保有している人はまだ少数です。Wyberu.ru と IT Smart Finance が実施した調査によると、ロシア国民の10%が暗号資産の購入を検討しており、全体の80%がその存在を認識しています。25〜50歳の年齢層では、実際にデジタル資産を保有している人はわずか3〜5%にとどまっています。
回答者の60%にとって、暗号資産の最大の魅力は「短期間で高い利益を得られる可能性があること」です。35%は「銀行に依存しない自由さ」を、30%は「いつでもどこでも取引できる便利さ」を評価しています。
一方で、最大の懸念は価格の変動が大きいこと(45%)でした。次に多かったのは、明確な法規制が存在しない点で、これが約80%の潜在的な投資家を遠ざけています。その他、ハッキング被害、ウォレットへのアクセス喪失、詐欺のリスクも19%の回答者が懸念しています(調査対象は2,500人)。
現在、ロシアではいわゆる「実験的な法的枠組み」のもとでのみ暗号資産の購入が合法とされており、購入できるのは一部の「認定投資家」に限られています。それでも、Cryptopolitan の推計によれば、すでに約2,000万人のロシア人が合計400億ドル以上のデジタル資産を保有しているとされています。
ロシア中央銀行は、2026年までに暗号資産投資を包括的に規制するための法制度を導入する計画を発表しています。銀行が暗号資産市場と連携する可能性についても議論が進んでいます。その一方で、ロシアの投資家の30%以上がビットコイン価格の下落を好機とみなして購入を進めており、7%のロシア人が今後暗号資産を利用する意向を示しています。