フランス、Polymarketへのアクセスを遮断
Polymarketは、2024年にフランスでの取引を停止したにもかかわらず、サイト全体の遮断命令に異議を申し立てる方針だ。
Polymarketは、ウェブサイト全体へのアクセスを遮断するようインターネットサービスプロバイダーに命じたフランス規制当局の決定に対し、異議を申し立てる方針だ。同社は、将来の出来事に関する予測を確認するだけの利用者までアクセスできなくなるため、この措置は過度なものだと主張している。
フランスのギャンブル規制機関である国立賭博局(ANJ)は、先週この命令を出した。ANJは、Polymarketが利用者を損失のリスクにさらしているほか、同サービス上の市場が操作される可能性もあると判断した。また、本人確認の仕組みや、天候関連市場における価格操作の疑いについても懸念を示した。
フランスからの取引は、すでに2024年11月から停止されていた。ただし、市場の閲覧や最新の予測確率の確認は引き続き可能だった。ANJは、プラットフォームへのアクセスが依然として可能であり、無許可のギャンブルサービスを宣伝していたと指摘している。
Polymarketは、フランスの裁判所でこの決定の取り消しを求める考えだ。同社は、多くの利用者が取引を目的とせず、情報源としてのみサービスを利用していると強調している。
今回の争点には、Polymarketの契約をどのように分類するかという問題も含まれる。同社は、これらを利用者同士が直接取引するブロックチェーン基盤の金融商品と位置付けている。価格は市場参加者の取引によって形成される。Polymarket自体は取引の当事者ではなく、その結果から利益を得ることもない。この点が、オッズを設定する一般的なギャンブル事業者とは異なると同社は主張している。
フランスは、インターネットサービスプロバイダーを通じてPolymarketへのアクセスを遮断した新たな国となった。ウクライナは1月、アルゼンチンは3月に同様の措置を実施し、スペインは5月にPolymarketとKalshiの両方を遮断した。ブラジル、インド、インドネシア、ルーマニアもアクセスを制限するか、同サービスを無許可のギャンブル事業と認定している。ウクライナ当局の担当者によると、同国には現在、Polymarketの合法的な運営を可能にする法制度が整備されていない。