ブータン、デジタルビザを導入

ブータンがソラナ基盤トークンで1万ドルの預託を求めるデジタルノマドビザを開始。

ブータン、デジタルビザを導入

長年にわたり、ブータンは世界で最も訪問が難しい国の一つとされてきました。観光は厳しく管理され、旅行者は公式ガイドの利用が義務付けられ、1日あたり250ドルを超える料金を支払う必要がありました。こうした制度は、大量観光を抑制し、国の文化や自然環境を守ることを目的としていました。

しかし2026年初頭、ブータンは方針を転換します。同国はブロックチェーン技術を活用した初のデジタルノマドビザを導入し、デジタルノマドに門戸を開きました。条件はやや異例です。申請者は全員、ソラナネットワーク上で発行されるTERトークンで1万ドルを預託しなければなりません。

TERは金(ゴールド)に裏付けられたデジタルトークンです。1トークンは保管庫に保有される実物の金0.01グラムに相当します。滞在終了後に出国すれば、預託資金は返還されます。この取り組みはソラナコミュニティから好意的に受け止められ、ブータンの決定を歓迎する声が公に示されました。

現在、暗号資産市場はやや厳しい局面を迎えていますが、ブータンの試みはブロックチェーン技術が実体経済へと着実に浸透していることを示しています。デジタル資産はもはや投資家だけのものではなく、国家によって活用される実用的な手段へと進化しつつあります。ブータンの事例は、ブロックチェーンが現代の金融・行政システムの恒常的な一部になりつつあることを示す兆しかもしれません。

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