ブラント氏、ビットコインの一部を金へ

ピーター・ブラント氏は、チャート分析を根拠にビットコインの一部を売却し、金への投資を検討している。

ブラント氏、ビットコインの一部を金へ

著名なテクニカルアナリストであるピーター・ブラント氏は、保有するビットコインの一部を売却し、その資金を金へ振り向けることを検討している。その理由として挙げたのが、金とビットコインの相対的な強さを示す「XAU/BTC」チャートのブレイクアウトだ。同氏は、この動きが今後しばらくの間、金がビットコインを上回るパフォーマンスを示す可能性を示唆しているとみている。

ブラント氏は、X(旧Twitter)でXAU/BTCの月足チャートを公開した。長年にわたる下落トレンドを経て、同指標は0.067まで上昇に転じており、これが金優位の長期的な上昇トレンドの始まりとなる可能性があると分析している。

両資産の最近の値動きも、この見方を裏付けている。ビットコインは2025年10月に12万6,000ドルの高値を付けた後、約50%下落し、現在は約6万3,000ドルで推移している。一方、金は1月末に5,500ドルを超える史上最高値を記録した後、およそ25%調整して4,174ドル付近まで下落した。しかし、この調整局面を経ても、今回の市場サイクル全体では金のほうがビットコインを上回る成績を収めている。

ブラント氏はここ数カ月、暗号資産市場に対して慎重な姿勢を維持してきた。以前には、ビットコインの魅力的な買い場は4万〜6万ドルの価格帯にあり、その後には将来的に25万ドルまで上昇する可能性があるとの見方も示している。

また同氏は、自身の判断は個人的な信念ではなく、あくまでチャート分析に基づくものだと強調した。今後、XAU/BTCの動向が、金の優位性が継続するのか、それともビットコインが再び勢いを取り戻して反発に転じるのかを見極める重要な指標になるとしている。

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