デイビッド・シュワルツ氏、Rippleでの日常業務を終了
Rippleの最高技術責任者(CTO)を長年務めてきたデイビッド・シュワルツ氏は、日常的な業務から退き、名誉職であるCTOエメリタス(CTO Emeritus)に就任しました。あわせて、同社の取締役会にも参加することが発表されました。
Rippleの最高技術責任者(CTO)を長年務めてきたデイビッド・シュワルツ氏は、日常的な業務から退き、名誉職であるCTOエメリタス(CTO Emeritus)に就任しました。あわせて、同社の取締役会にも参加することが発表されました。
この情報は今週正式に確認され、シュワルツ氏はX(旧Twitter)およびLinkedInでも自身の肩書きを更新しています。
シュワルツ氏は2025年10月の時点で、日々のオペレーション業務から退く意向をすでに明らかにしていました。その際、家族、子どもや孫と過ごす時間を増やし、長年後回しにしてきた個人的な情熱や趣味に再び向き合いたいと語っています。今回の決断は、非常に濃密だったキャリアの一章を意識的に締めくくるものだと強調していました。
CTOエメリタスという肩書きは名誉的な役割であり、日常的に技術チームやプロジェクトを率いる立場ではありませんが、企業との関係は継続され、助言や対外的な役割を担うことがあります。長年にわたる貢献に対する敬意を示す形で、継続的な業務負担を伴わないポジションです。
シュワルツ氏は10年以上にわたり、Rippleの技術戦略を主導してきました。グローバルなエンジニアリング組織を統括し、国際送金システムの開発を監督。また、XRP Ledgerの主要な設計者の一人として、同社の技術的基盤を築いた中心人物でもあります。
声明の中でシュワルツ氏は、CEOのブラッド・ガーリングハウス氏や社長のモニカ・ロング氏をはじめとする経営陣に感謝の意を表し、彼らを「Rippleの真の心臓部」と表現しました。さらに、クリス・ラーセン氏の招待を受け、取締役会に参加し、今後も長期的なビジョンを支えていくことを明らかにしました。
日常的な技術マネジメントからの退任後は、エンジニアリング担当副社長であるデニス・ヤロシュ氏が、その責任を引き継ぐ予定です。
なお、シュワルツ氏はXRPコミュニティから離れるつもりはなく、役割の変化後も引き続き積極的に関わっていくと述べています。