サムスン、Galaxyのウォレットにステーブルコイン導入へ
サムスンはSamsung Walletでのステーブルコイン対応と、米国での特典付きGalaxy Card発行を計画している。
サムスンは、Samsung Walletにステーブルコインの送金機能を追加する計画だ。この発表は、ロンドンで開催された「Galaxy Unpacked 2026」の後に行われた。実現すれば、Galaxyスマートフォンのユーザーは米ドルに連動するトークンを送金できるようになる。ただし、提供開始時期や対象国、対応通貨については、まだ明らかにされていない。
サムスンは、ステーブルコインをウォレット内における次世代のデジタル資産と位置付けている。同社は、決済や特典、デジタル資産を一つにまとめたGalaxyの金融エコシステムを構築したい考えだ。
サムスンはこれまでにも、暗号資産へのアクセス拡大を進めてきた。2025年には、米国のSamsung WalletユーザーがCoinbaseの特典を利用できるようになった。当時、Coinbaseは米国内のGalaxyユーザーが7,500万人を超えると発表していた。
その最初の具体的な取り組みとなるのが「Samsung Galaxy Card」だ。米国では7月22日から、サムスンの公式チャネルや提携小売店を通じてカードを申し込める。発行会社はBarclays US Consumer Bankで、Visaの決済ネットワークを利用する。
このカードでは、サムスン製品の購入で5%、Samsung Walletを通じた支払いで3%、動画・音楽などのストリーミングサービスで2%、その他の取引で1%のキャッシュバックを受けられる。また、カード発行後90日以内に2,000ドルを利用すると、200ドルのボーナスが付与される。
サムスンが参入するのは、一部の銘柄に大きく集中した市場だ。DeFiLlamaによると、ステーブルコイン市場の総額は約3,103億ドルに上る。そのうちTetherが1,841億5,000万ドル、USDCが743億5,000万ドルを占めている。USDTとUSDCを合わせた市場シェアは83.3%に達する。