XRPL 3.2.0、重要なネットワークアップデートを控える

XRPLがバージョン3.2.0必須の修正を有効化。旧バージョンのサーバーは動作を制限される可能性がある。

XRPL 3.2.0、重要なネットワークアップデートを控える

XRP Ledger(XRPL)は、修正項目「fixCleanup3_2_0」の有効化に向けて準備を進めている。ノード運用者は、それまでにxrpld 3.2.0以降へアップデートする必要がある。対応しなかった場合、サーバーがネットワーク上で正常に動作できなくなる可能性がある。

XRPLでは、「Amendment(修正項目)」と呼ばれる仕組みを通じて新たなルールが導入される。各修正項目を有効化するには、少なくとも80%のバリデーターから支持を得たうえで、その水準を14日間維持しなければならない。

古いソフトウェアを使用しているサーバーは、新しいルールを正しく認識できない場合がある。その場合、アップデートが完了するまで「Amendment Blocked」と呼ばれる状態になり、ネットワーク上での正常な動作が制限される。

fixCleanup3_2_0は2026年7月15日、85.71%の支持を獲得し、必要な基準を突破した。支持率が基準を下回らないことを条件に、7月29日09時57分(UTC)に有効化される予定だった。

主要なバリデーターは、今回の変更に十分備えていた。7月8日時点で、UNLに登録されている35のバリデーターのうち31、約89%がすでにバージョン3.2.0を導入していた。UNL(Unique Node List)とは、ネットワークが合意形成を行う際に基準とする、信頼された参加者のリストである。

一般ユーザーにとって、今回の変更はほとんど意識することのないものになるとみられる。ただし、取引所やウォレットサービスが短時間のメンテナンスを実施する可能性があるほか、処理速度の遅いノードでは再同期に時間がかかる場合もある。

Share