Ripple Prime、Hedge Week US Awards 2026の複数部門にノミネート

Ripple Primeは複数部門に選出され、Hidden Road買収後の収益は3倍以上に成長した。

Ripple Prime、Hedge Week US Awards 2026の複数部門にノミネート

Ripple Primeは、Hedge Week US Awards 2026の複数部門で「Prime Broker of the Year」の候補に選ばれた。顧客サービス、テクノロジー、専門市場における事業のほか、新興および成長段階の運用会社への支援が評価の対象となっている。

「Specialist Markets」部門では、Interactive BrokersおよびMirae Asset Securities(USA)と受賞を争う。また、「Start-up & Emerging Managers」と「Technology」の各部門にもノミネートされており、Jones TradingやAGP Primeなどが競合候補に名を連ねている。

CEOのMike Higgins氏は、2026年7月21日にノミネートを発表した。顧客とパートナーへの感謝を示すとともに、受賞者を決める投票が始まったことを明らかにした。

Ripple Primeは以前、Hidden Roadの名称で事業を展開していたが、2025年4月にRippleが同社を買収した。現在では世界最大級のノンバンク系プライムブローカーの一つであり、300社を超える機関投資家向けに、年間3兆ドル以上の取引を清算している。

買収後、同社の収益は3倍以上に拡大した。Higgins氏は、この成長について、新規および既存顧客の取引活発化、Ripple USD(RLUSD)を利用して担保を24時間移動できる仕組み、資産クラスを横断する清算インフラ、さらに異なる資産クラス間でのクロスマージン機能が寄与したと説明している。同氏によると、クロスマージンを活用することで、必要証拠金を1,250万ドルから約100万ドルまで削減できる可能性があるという。

2026年第2四半期には、EDX Markets、Coinbase Derivatives、Hyperliquid、Bullishとの統合を実施した。また、Neuberger Bermanから2億ドルの融資枠も確保している。

現在、同社は暗号資産関連企業だけでなく、ヘッジファンド、資産運用会社、年金基金、大学などの基金からも関心を集めている。GENIUS Actの成立や、CLARITY Actの成立への期待を背景に、規制環境の明確化が進んでいることも追い風となっている。

今後は、トークン化されたマネー・マーケット・ファンドを含む新たな担保資産への対応や、株式分野におけるDelta One事業の拡大を計画している。長期的には、業界標準の確立を目指す方針だ。

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