Ethereum Institutionalが始動
元Ethereum Foundationチームが、金融機関向けにEthereumの普及を支援する新組織を設立。
Ethereum Foundationで企業との連携を担当していた元チームが、新たな非営利組織「Ethereum Institutional」を設立した。同組織は、銀行や投資ファンド、資産運用会社をはじめとする金融機関によるEthereum技術の導入を支援するとともに、Ethereumエコシステム全体の普及を促進することを目的としている。
Ethereum Institutionalは独立した非営利団体として運営され、Ethereum、Layer 2ソリューション、トークン化、ステーブルコイン、ブロックチェーンを活用した金融サービスに関心を持つ機関にとって最初の窓口となることを目指す。技術支援に加え、Ethereumエコシステムに関する知見や実践的な情報も提供していく。
創設メンバーによると、彼らはこれまでEthereum Foundationにおいて、企業との連携を担う部門をゼロから立ち上げてきた。その過程で、数百に及ぶ銀行、資産運用会社、カストディアン、金融インフラ事業者との対話を重ね、Ethereumの活用を支援してきたという。
新組織は今後、金融機関との連携、市場調査、EthereumおよびETHの普及活動、業界ニーズの収集、そしてイベントの企画・運営という5つの分野を中心に活動を展開する予定だ。
このプロジェクトは、Bitmine、SharpLink、そしてEthereum共同創設者のジョセフ・ルービン氏の支援を受けて始動した。これらの主要スポンサーに加え、多くの企業や個人パートナーも取り組みを後押ししている。
Ethereum Institutionalの設立は、Ethereum Foundationが組織再編を実施してから数週間後のタイミングとなる。同財団はプロトコル開発、金融機関との連携、コミュニティ運営、オペレーションをそれぞれ専門チームとして再編した。また同時期には、Ethereum技術のさらなる発展を目的とした独立系の研究開発機関「Ethlabs」も設立されている。両組織は、Ethereumネットワークの長期的な普及と発展を支える役割を担うことが期待されている。