Canary Capital CEOが語るRippleの真の強み

Rippleの価値はXRP価格ではなく、送金とRLUSDの実用性にあり、政府や機関にとって重要となる。

Canary Capital CEOが語るRippleの真の強み

Canary CapitalのCEO、スティーブン・マクルーグ氏は、現在Rippleがどこで最も大きな実質的影響力を持っているのかについて見解を示した。同氏によれば、重要なのはトークン価格ではなく、現実の課題を解決する具体的なユースケースだという。

最も重要な分野として挙げられたのが、国際送金である。マクルーグ氏は、Rippleのネットワークが国境を越えた支払いをより迅速かつ低コストで実現できる点を強調した。これは、出稼ぎ労働者からの送金が経済の重要な柱となっている国々にとって、特に大きな意味を持つ。この分野が必ずしも同社に最大の収益をもたらしているわけではないとしても、ソリューションの規模と実用性は非常に高い価値を持つ。

一方で、マクルーグ氏が最大の成長余地を見ているのが、Rippleの米ドル連動型ステーブルコインであるRLUSDだ。製品が同社のパートナーネットワーク全体に本格的に統合されれば、普及はさらに加速する可能性があるという。RLUSDは米国における明確な規制枠組みの下で運用される予定であり、これが金融機関や政府からの信頼向上につながると見られている。長期的には、USDCと競合する存在になる可能性もある。

さらにマクルーグ氏は、デジタルドルの話題にも触れた。米国政府が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の正式導入を見送った場合、その役割を民間企業に委ねる可能性がある。そのシナリオでは、RippleやCircleが有力な候補となるだろう。同氏によれば、多くの国々が長年にわたりデジタル通貨を研究しており、ステーブルコイン分野で実績を持つ企業に助言や協力を求めるケースが増えているという。

Share