Bitdeer、保有するビットコインを全て売却

Bitdeerは943.1BTCを売却し、AIとデータセンターへ軸足を移す。

Bitdeer、保有するビットコインを全て売却

暗号資産マイニング企業の**Bitdeer**は、自社で保有していたビットコインを全て売却しました。最新の運営レポートによると、同社のビットコイン残高はゼロになっています。

直近1週間でBitdeerは189.8BTCを採掘し、その全量を売却しました。さらに、これまで保有していた準備金943.1BTCも市場で売却しました。2月13日時点では、同社の財務準備金には正確に943.1BTCが保有されていました。当時はその週に採掘した183.4BTCのうち179.9BTCのみを売却し、準備金には手を付けていませんでした。しかし今回、同社は保有するビットコインを完全に手放す決断を下しました。

マイニング業界では、電力費や機材費、ホスティング費用などの運営コストを賄うために、採掘したコインの一部を売却することは一般的です。しかし、多くの企業は将来的なビットコイン価格の上昇に備え、一定量を保有し続けるのが通常です。準備金を全て売却するケースは比較的まれです。

この発表の直後、2032年満期の転換社債を通じて3億ドルを調達する計画が明らかになると、同社株は下落しました。さらに最大4,500万ドルの追加発行が行われる可能性もあります。調達資金は、データセンターの拡張、AIクラウドサービスの開発、マイニング機器の研究開発、そして一般的な企業運営資金に充てられる予定です。Bitdeerは、Jihan Wu(**Bitmain**の共同創業者)によって設立されました。

またBitdeerは、顧客に機器を販売するのではなく、自社機材を活用した独自マイニング事業の拡大も進めています。これは、マイニング機器に対する需要の鈍化に対応する動きとみられます。

こうした変化はBitdeerに限ったものではありません。業界全体で、ビットコインマイニングと人工知能、データセンター事業を組み合わせる企業が増えています。例えば、MARA Holdingsはフランス企業Exaionの株式64%を取得し、EDFは少数株主および顧客として残りました。同様の戦略は、HIVE Digital TechnologiesHut 8TeraWulf、そして**IREN**なども進めており、AI関連プロジェクトに対応できるようインフラの適応を図っています。

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