ビットコインは1万ドルまで下落するのか?
2022年以来最悪の月、マクグローン氏が市場に警鐘
ビットコインは2022年以来、最も厳しい1か月を終え、11月にはその価値がほぼ4分の1下落しました。これは前回の暴落以来、最も大きな月次下落幅です。Bloombergのアナリスト、マイク・マクグローン氏は、今回の弱含みは仮想通貨に限ったものではなく、金融市場全体の広範な問題を示唆していると指摘しています。
同氏によると、S&P500指数がマイナスで年を終えた年には、ビットコインと金の相関が急速に弱まる傾向があり、現在も同様のパターンが見られるとのことです。テクニカル指標も懸念を呼び、ビットコインは11営業日連続で安値を更新し、RSIは強い「売られすぎ」を示しました。
マクグローン氏は、短期的な反発はあり得るものの、全体的な下落トレンドが変わる可能性は低いと見ています。重要なサポートラインは7万ドル前後であるとし、さらに極端なシナリオでは、流動性の急激な枯渇やリスク資産の大幅な崩壊が起きた場合、ビットコインが1万ドル近くまで下落する可能性も排除できないと述べています。ただし、これはあくまで「最悪ケース」であるとも強調しました。
アルトコイン市場も全面安となっており、イーサリアムやXRPをはじめとする主要トークンも大幅に下落しています。
同氏は、現在の売りがリスク資産からの撤退の第一段階である可能性を示唆し、もし流動性低下の圧力が株式市場にも波及すれば、年末は金融市場全体にとって極めて厳しい展開になり得ると警告しています。