Ripple、MiCAライセンス取得

RippleがルクセンブルクでMiCAの正式ライセンスを取得し、EEA全域でサービス提供が可能となった。

Ripple、MiCAライセンス取得

Rippleはルクセンブルクで暗号資産サービスプロバイダー(CASP)の正式ライセンスを取得した。欧州連合(EU)の暗号資産市場規則(MiCA)に基づく認可により、同社は欧州経済領域(EEA)全域で暗号資産関連サービスを提供できるようになった。

Rippleは今年6月に暫定的な認可を取得していたが、今回それが正式ライセンスへと切り替えられた。これにより、MiCAの移行期間終了後に適用されるすべての規制要件を満たしていることが正式に認められた。

Rippleの英国・欧州担当マネージングディレクターであるCassie Craddock氏は、この認可によって同社は欧州の規制を完全に順守しながら事業を拡大できるようになったと述べている。

今回の認可により、RippleはMiCAの正式ライセンスを取得した数少ないデジタル資産関連企業の一社となった。MiCAは3年前に採択され、現在は全面的に施行されている。必要なライセンスを取得していない企業は、欧州地域で規制対象となる暗号資産サービスを提供することが認められていない。

正式ライセンスを取得していない代表的な企業の一つが暗号資産取引所Binanceである。MiCAでは、EU加盟国のいずれかでライセンスを取得した事業者は、追加の認可を受けることなくEEA全域でサービスを展開できる「パスポート制度」を利用できる。

今回のライセンス取得は、Rippleの欧州戦略における重要な前進となる。今年2月には、同社はルクセンブルクの金融監督当局であるCommission de Surveillance du Secteur Financier(CSSF)から電子マネー機関(EMI)としての正式認可も取得した。これにより、欧州連合(EU)全域で規制に準拠した決済サービスの拡充を進めることが可能となっている。

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