トランプ氏、FTX元CEOの恩赦を否定

ドナルド・トランプ米大統領は、暗号資産取引所FTXの元最高経営責任者(CEO)であるサム・バンクマン=フリード氏に対し、恩赦を与える考えはないと明らかにした。これは、米紙『ニューヨーク・タイムズ』の取材に対して語ったものである。

トランプ氏、FTX元CEOの恩赦を否定

バンクマン=フリード氏は、FTX破綻に関与し、顧客資金を不正に使用した罪などで有罪となり、懲役25年の刑に服している。トランプ氏はインタビューの中で、この件に関しても、また他の著名人についても、恩赦を検討するつもりはないと強調した。

同氏は2023年8月、裁判開始前に連邦裁判所が保釈を取り消したことを受け、収監された。2024年3月には、金融不正に関連する7件の罪で有罪判決を受けている。

一方、FTXに関与していた他の幹部のうち、検察と協力した者については、司法取引の一環として比較的軽い刑が言い渡された。

判決後、一部報道では、バンクマン=フリード氏が共和党関係者とのつながりや保守系論客との関係を背景に、大統領恩赦を求めていた可能性があると伝えられていた。

恩赦の可能性は否定されたものの、同氏にはなお法的手段が残されている。弁護団はすでに控訴を提出しており、現在は連邦控訴裁判所で審理が進められている。控訴が棄却された場合、最終的には連邦最高裁判所に上告する道が残されている。

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